ユッキーを探せ！石垣島㉑星空│潜水工房　鯨庵　kujira-an

気合いで午前4時に起床。

なぜだか、NO目覚ましで起きることができた。

昨日、どれくらい飲んだのか。そんなには飲んでいないはずだ。ちゃんとふとんで寝ている。シーツもピシッときまってる。テーブルの上と、その脇のスーパーの袋には、飲み物やら食べ物が封も切られず新品の状態で入っている。

泡盛とコーヒーもある。

まずは、テーブルとスーパーの袋、ちらかったものをすばやく片付ける。
ふとんは、きちんとたたみ押し入れへしまう。シーツもキレイにたたんでおく。これで、いつ掃除のスタッフが部屋に入っても大丈夫だ。

さて、AM４:30。

◆◆◆

なぜ早朝に起きたか。早朝ダイビング？ちゃう。さんぽ？ちゃう。星を眺める？当たり☆
石垣島の星空を、写真に撮りたかったのだった。

窓のむこう。カーテンの外はまだまだ暗い。さて、屋上に登り、星空の撮影でもしにいくか。

終わらない夏はない。
でも、夏は必ず、またやってくる。

◆◆◆

外は、まっくら。肌寒い。石垣島の9月やぞ。なんで肌寒いのだ。風も少し吹いている。でも昨日ほどじゃない。ひょっとしたら今日、マンタポイントいけるんじゃなかろうか？なんて思いながら、屋上に着いた。

なんの写真かわからん。まっくら。まっくろ。

明るければ、屋上はこんな感じなのだ。

星は…
星は、見える。でも、期待したほどじゃなかった。ここは街やから、明かりがあるんだ。

でも、さすがに京都よりは星はキレイだ。あたりまえか！
よし、ごちゃごちゃ言わずに写真を撮ろう☆

なんだよ、ぜんぜんあかんやん。
ブレブレ。
ヘタなのだ。写真初心者、完全にヘタなのだ。

普通は三脚をつかうんだ、星の撮影は。
三脚を持ってきてないから、手持ちだ。

何回も撮る。

ピントがまったく合っていない。
やっぱり手持ちではこれが限界か。

いや、こんなしょうもない写真で、石垣島の星を紹介するわけにはいかない。

ごくごく少ない読者がこのブログをみて
「なんかの記事で見たけど石垣の星、たいしたことないで」
なんて、会話があったら大変だ。

もうちょっと撮れ。

これもピンと合ってない。
撮った中では、まだこれが一番マシだった。

罪滅ぼしのために、また石垣島来なきゃ、と思った。

マンタ見れなかった→また来なきゃ。
星撮影ピンボケ→また来なきゃ。

また来なきゃ。
マンタは、わかる。
星の写真は、そもそも練習すべきやろ。

また来なきゃ。この魔法の言葉で、自分の気持ちを丸く収めてゆく。

◆◆◆

明るくなってきた。

タイムオーバー。

タイムオーバーってイヤな言葉やな。でも考えてみれば、人生、ほぼ、タイムで全てが決まる。

そういうタイムオーバー的なことを忘れたくて、石垣島に来ているんじゃなかったか？
そうだったそうだった！
タイムオーバーだとしても、時間のしばりがないのが、沖縄の旅だ。これは沖縄にかぎらず、旅は、タイムオーバーを気にしない。気にしない気にしない気にしない気にしない気にしない。

だから、星の写真も、気にしない☆

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