同じじゃない

ボクは大人になってから本を読むようになったのだけれど、“読書が好き”、というよりも、“村上春樹が好き”といったほうが正しい。世に出ている作品は、ほぼ読んでいると思う。

2023年4月に発売された新刊は、もちろんその日にゲットした。かなり分厚いので、ゆっくり読んだ。

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もう世界的な作家なので、何も説明なんていらないけれど、ボクは村上春樹のどう言うところが好きなのかというと、文章のリズムみたいだ。

読んでてとても気持ちが良い。

しかしファンからは、最近の小説はつまらない、おもしろくない、もう途中で読むのをやめた、と言う声がよ〜く聞こえてくる。
ま、気持ちはわかる。言いたいことは分からんでもない。そういうことはボクも感じたことがある。

でもまぁ、ちょっと待った、とボクは思っている。

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ボクが好きなのは、文章のリズムだとふれた。
そのリズムが、今はやっぱりちょっと違ってる。以前の方がPOPだしオシャンやし読みやすいのだ。それがここ10数年くらいで変わってたとボクは感じている。そしてそのことをちょっと残念に思っていた。

でもそれって、しょうがなくないかい?と今回の新作を読み終わってそう思った。今は、そりゃそうやんな、変わるやんな、と思うようになった。
なぜなら、当時のリズムは30歳とかのリズム。村上春樹は現在70歳を超えている。70歳以上の人が、若い時のような軽いタッチのPOPでオシャレな言い回しやストーリー展開をするのかどうか。してもいいけれど、違う形になっているほうが自然なんちゃうかな、と。

軽くてPOPミュージックのような感じではなく、重みのあるクラシック音楽のような感じ?

だから新作は、今までの作品以上に、重厚感というか、こころの奥底まで降りていくような深みが増していると感じた。かなりゆっくりと読み終わって、とても充実した時間だったな、と思った。とて深いこころの旅をしたような感じ。

なんの話?
って感じやけど、書かないわけにはいかなかったのであ〜る☆

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若い時と、今では、もちろんボクも違う。

お客さまと接する時の気持ちも違うし、話し方も、コミュニケーションのとり方もぜんぜん違ってると思う。今はつまらん!って思われているかもしれない。
でもしょうがない。ずっと同じではいられないし、同じでいいとも思わない。

今の自分がいいな、と感じることをしてるんだな、と。

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