チーム名は、こうである。
『U.Lモッチョムノスタルジー』
ツアー名といってもいいだろう。
ウルトラライトな荷物を持って旅に出る。目指すはモッチョム岳の山頂。屋久島の海にもぐり郷愁にひたる。
屋久島でのダイビングをすべて終えたわれわれには、この日まだまだするべきことがあった。
夕方17時。
それは、明日のモッチョム岳登頂に向けて、アウトドアショップに行くことだった。
そのショップでたりないアイテムをレンタルするためだ☆
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こちらのレンタルショップはお宿の近くにあって(本当に便利な場所にあるのである)、歩いていける距離にある。数時間前に海でもぐった、タンク下〜ゼロ戦よりも近いんじゃないだろうか。
お店には、バックやレインウエアなどのアイテムがずらっと並んでいた。
われわれ3人は、登山経験者がふたり、初心者がひとり。
登山グッズを持参しているふたりと、持っていないひとり。
こういうお店が近くにあるのはとても安心する☆
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どちらかというと、購入するお店というよりも、レンタルするのがメインのお店である。
屋久島にはこういったレンタルショップが多くある。白谷雲水峡や縄文杉にいく初心者の旅行者がたくさんいて、その半数くらいはアイテムをレンタルするからだ。
お店の店員さんは、とても親切。トレッキングシューズの履き方、歩き方、レインウエアのことまで、ていねいな説明。時間をかけて教えてくださったおかげで、明日のモッチョム岳は大丈夫か。そんな気がする。
店員さん「明日はどこへ行かれるのですか?」
われわれ「….モッチョム岳です」
あぁ?ドしろうとでモッチョム岳に登るだと⁉︎って注意されるかと思ったが、もちろんそんなことは言われない。
明日は晴れるそうだ。予報では。
モッチョム岳を調べたところによると、地面をつかんだり、木をつかんだり、岩をつかんだり、ロープ、くさりなど、つかむことが多い(すごそうな山だ)ので、手袋を全員で購入した。登山用ではなく、作業用の滑り止めのついた軍手だ。この軍手が、なんと予想以上の活躍をすることになる。
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そして、スーパーマーケットへ。
山頂で食べるためのお約束のカップ麺、行動食、水などもたんまり購入する。明日の準備はほとんどできた。あとは、今現在腹が減っているので、腹ごしらえだ。
今夜の夕食は、屋久島へ来たら毎回いっている、豚しゃぶのお店へGOだ〜☆
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