4年前の、おフランス⑬

4年前とか言っておきながらすでに7年前のことになっています。実際には2010年にパリからスペインのサンティアゴまで旅しています。今も活躍している相棒の自転車、ピーナツ号とともに。そうか、東京オリンピックが2020年の開催に決まった時はまだまだ先のことと思っていたのに、今は2017年夏。もうすぐそこまできてますね☆

さて、今までとてもハードな道のりでした。フランス側のピレネー山脈のむちゃくちゃな道を越えて、砂漠のような平たい道のテカテカの暑い日ざしは容赦なく体力を削ってゆく。予想どうり、パンクするピーナッツ号。だれも助けてくれない、ここは異国。時には現地のやさしさにふれ、時には雨に打たれながら、ようやくゴールにたどり着く☆サンティアゴ・デ・コンポステーラ☆ここがゴールである☆

なんだかとてもあっさりしていてあっけらかんと目的地に着いてしまった。今から考えたらすごく威厳のある、立派すぎる協会なんだろうけれど、この時はそうは感じませんでした。なぜならココにたどり着くまでに何か所も協会を見ているので、少し飽きてたのだと思います。ゴメンやけど。あ、そうですか、っていう感じ。しかもゴールしたのに、達成感がない!なぜ!何日もかかってようやくここまで来たのに!

完全に不完全燃焼だった。いや、不完全に完全燃焼だった。よくわからん。ようするにもっと何かが起こってほしい、そしてドラマチックな何かがないとこの旅を閉めることはできない。そう思ったボクは、もっと西を目指そうと思いました。パリからここまで、ずっと西を向いてきました。もっと西にゆけば、海に行けるはず!そう、大西洋☆

するとがぜんヤル気がでてきた!太陽に近づくため、もっと西を目指す!ここはまだゴールではなかった!もうちょい、もうちょい先まで、海が見えるまでがんばれ、ピーナッツ号~!

 

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