あの夏の花火2023その四

ナイトダイビングができるまで待つ時間、というのがある。

そして、花火があがるまで待つ時間、というのも、確かにある。

待つ時間は、悪くないのである。
待てる人、いいな〜。

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夕日がきれい。だんだん沈んでゆく。

明るかった空が、青くなってゆく。

花火が始まってしまっては、何も買いにはいけない。だから今のうちに買いに行っておこう。今の最高のポジションを維持したいので、この場に残る人と、買いに行く人とに分かれる。買い物から帰ってきたら、その逆をする。

ボクの夏祭りのテッパンである、焼きそばとフランクフルトを買う。

空は、青から、黒に、なりつつある。

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花火は、はじまった。

とてもいいポジションだ。
映画館でも、人によって近すぎず遠すぎないベストポジションがあると思うけれど、ここは、とてもいいポジションだ。

花火、音、煙の匂い。おぉ全部が花火って感じがするねぇ〜。

「あの夏の花火は、猛暑のなか、南越前で、このようなメンバーで見たんだー」
って、ある夏の日に、思い出していただけたらうれしいな〜。

花火は終わった。この余韻もいい。

「余韻」については、季節の中で、夏が一番だ。

帰りはバスには乗らずに、駐車場まで歩いた。
夏の夜に海沿いを歩くのは、まさに夏祭りの花火のあとの、最高の余韻だった。

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コロナ後の、あの夏の花火FD、最高だった☆
ご参加いただいたお客さま、ありがとうございました☆

おぉ、もうすぐ22時。完全なる夜だ。

さて。今から京都に帰るのだ。
ちょっと混んでる。でも、すぐに車は流れるだろう。

翌日お仕事のお客さまもいる。それもまた、夏の余韻のひとつであ〜る☆

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