はじめてバラが咲かない春

どうでもいい話。
いつもだいたいどうでもいい話なわけですが、本日はさらにどうでもいい話。

あ、そうか、今日はさらにどうでもいい話か、どうしよう、と思われた方は、もう読まなくていいと思いますよ。時間は貴重なものです。

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実家には、物心がついた時から、バラが咲いていました。春になったら、なかなか見事にバラが咲いていたものでした。

そのバラはとなりの畑の一部に植えさせてもらっていて、その畑からウチにアーチを描くようにバラの木が伸びていたのです。なかなか見事なバラだったのです。

でも、そのとなりの畑が、来年にハイツに変わるということになりました。畑はなくなるそうです。
つまり畑に植えさせてもらっていたバラはの木は、どかさないといけなくなりました。

さあどうする。

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畑からウチの花壇みたいな場所に移動させることになりました。

え?できるわけないやん、って思いませんか?ボクは猛烈に思っています。

これです。

なんでも、そのバラは、ボクが生まれる時に、お祝いでいただいたバラの苗だったらしく、それが40年以上も成長し続けているらしいです。っていうか、知らんかった、そんなの。だから捨てるのではなくて、どうしても移植したのだという。なるほど。

でもできる気がしない。
ちょっと掘ってみたけれど、根がすごい。どこまで続くの根。

一応、あらたなバラの苗を植えとくみたい。うん、それがいいと思う。
そのバラがさらに40年成長し続けたら、ボクはもう80歳を超えている。すごい。

でも、ボクと同じ成長をしているバラの木。
たしかにどうにか植え替えをしたいものだ。

月に一度くらいしか実家に行けないので、ちょっと時間をかけつつ、じわりじわりと進めていこうかな、と思います。

◆◆◆◆◆◆

ということで、今年の春、ウチではバラが咲かない。きっと40数年ではじめてのことなのかな?

はじめて、バラが咲かない春なのだ。
ま、いいじゃないか、たまには。

苗が問題なく成長して、以前のバラの木が移動できたら、またバラの咲く春がやってくるのだから。

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