海はﾏｯﾁｮ山のﾓｯﾁｮﾑ屋久島㉜最後にふさわしい壁。そして関西へ。│潜水工房　鯨庵　kujira-an

チーム名は、こうである。
『U.Lモッチョムノスタルジー』
ツアー名といってもいいだろう。
ウルトラライトな荷物を持って旅に出る。目指すはモッチョム岳の山頂。屋久島の海にもぐり郷愁にひたる。

屋久島の旅は終わりを告げようとしている☆

トッピーという名のフェリーに乗って、鹿児島港に着いたら、ガイド風太が動き出した。

「関西に帰る前に、どうしても鹿児島で寄らなければならない場所があります」
というような感じのことを、ガイド風太が言い出した。

なんやろ？

◆◆◆◆◆◆

それは、ラーメン屋だった。

かつてガイド風太が鹿児島に住んでいた時に行きつけだったらしいラーメン屋さん。
そんなんだ。ガイド風太のリサーチ力は普通じゃないのだ。忘れてた。何事も調べるのが上手な人っているが、まさにそういうタイプの食通なのだ。

かつて行きつけだったらしいラーメン屋。これ、ぜったいウマいやつ確定！
さあ、いこういこう！やったぁ〜！
みんな腹が減って、お腹の中が豚骨ラーメンになっとる！
さあ早く、そのラーメン屋に連れてってくれぃ！

おぉ！

ここですか！

…てか、閉まってんじゃん。

クローズしてますやん。

ランチタイムが終わって「準備中」でもないぞ。普通に閉まってますやん。定休日？

ガイド風太は、ぼうぜんと立ちすくむ。
そりゃそうだ、あれだけ自信満々だったラーメン屋さんが閉まっているんだから。

おいおい、どんなリサーチ力だ。どうなってるガイド風太！

「さて、ここは鹿児島港」
と、ガイド風太はつづける。
「今からバスに乗って鹿児島中央駅に行きます。そこにも同じラーメン屋があります」

た、立ち直ってる。
切り替え早いぜ、さすがガイド風太。あかんかったら、別の方法を考えて、最速で提案提供する。ガイドの鏡やな。

飛行機に間に合うようバスには乗れるのか？
そういう細かいことを全部計算して、われわれは、鹿児島ラーメン豚とろ鹿児島中央駅前店に向かうー！

◆◆◆◆◆◆

ガイド風太の行きつけのラーメン屋は、ボクのイメージとちょっと違った。もっと稼げるように、席数が多くてサイドメニューもたくさんあるのでは？と。

店はこぢんまりとしていて、テーブル席がふたつ（たぶん）、カウンター席がいくつかだった。店員さんはお一人。

運良く、客は並んでない。

イメージとは違ったけれど、こういうラーメン屋がいいのよ。こういうラーメン屋が、絶対ウマいのよ。

さっき、ラーメン屋が閉まっていた時、全員ちょっと落ち込んだもんだ。
みんないつもより早歩きになって、とんこつラーメンを楽しみにしてたんだ。

あ〜！ぜったい替玉してやるぜ〜！

シアワセだ。

目的のラーメン屋に無事に辿り着き、お目当てのラーメンにありつける。なんてぜいたくなんだ。なんてシアワセなことだろう。

ガイド風太のたまものだ。

どんな街にも、ウマいラーメン屋があるもんだ☆

◆◆◆◆◆◆

屋久島の旅の最後の最後にラーメン。最高じゃ。

空港行きのバスにも間に合った。これで関西へ帰れる。
よく遊んだ。
二日間海もぐって、一日山登って、一日かけて京都へもどる。

疲れてて飛行機の中こと何も覚えてない。ず〜っと寝てた。飛行機が離陸する前にはもう寝てたな。

関西空港に着いたのは20時を過ぎており、もう夜だった。
さあ、京都へ帰る。

家に着くまでが、遠足じゃ。

・

🌤 🌤 🌤 🌤 🌤 🌤 🌤 🌤 🌤 🌤

ダイビングスクール開催中☆
無料説明会予約受付中。

で、ご予約、お問い合わせお待ちしていおります。
ダイビングのツアーぼちぼちやってます。
ダイビングスーツと器材の販売してます。

潜水工房鯨庵 (kujira-an)
〒602-0098
京都市上京区竪社北半町209
075-204-3221

🐳 🐳 🐳 🐳 🐳 🐳 🐳 🐳 🐳 🐳

海はﾏｯﾁｮ山のﾓｯﾁｮﾑ屋久島㉜最後にふさわしい壁。そして関西へ。