路地で袋小路。

ちょっと急いでいた。

あんまり急ぐのは好きではないのだが、急がなきゃならなかったので、しょうがない。
だからちょっと急いで車を運転していた。

◆◆◆

いつものメインの道路に戻りたい。

そのメインの道路に戻りたいが故に、近道のつもりで一方通行の路地に入った。
ふむ。この方向で進めば、メインの道路に戻れるはずだ。

方向感覚だけで、進むときもある。

◆◆◆

でも、である。
京都の路地をなめちゃいけない。
道は細いし、一方通行からの一方通行のため、なかなか近づかない。
逆に遠ざかっている。
え?え?
時間ないんだぜ?

ちゃうねん、そっちじゃないねん。
あっちにいきたいねん。

まったく思い通りにいかないじゃないか。
急いでいるのに〜。

ちょっと急いでいる時って、うまくいかないことが多い。
急がば回れって本当なんだ。

◆◆◆

けっきょく時間はかかったが、戻りたかったメインの道には戻れた。

でもちょっとでも早くという思いから近道を選んだのは失敗だった。
京都の路地は、急ぐような土地ではないのだ。

海だったら最短距離で進めるのにな〜。

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