ダイビングが「上手である」「うまい」は、あるのか。
あります。
でも、野球やサッカーほど、上手、下手の差があるわけでもありません。
ダイビングが「上手である」は、ダイビングに「慣れている」と、ほぼ同じとしていいと思います。
ではダイビングに慣れているのはどういう状態なのか。
基本的にウエイトの量が少ない、のだと思います。
はじめは大抵、オーバーウエイトなので、どんどん沈みます。
だから、中性浮力になるのがむずかしい。
バタバタして海底の砂を撒き散らしてしまう。
そんなこんなで、余裕がなくなってしまうのです。
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「慣れてない」=「ウエイトが多い」
ということは、
=「肺の空気を抜けてない」
に、なります。
肺の中の空気というのは、しっかりと風船のように浮く力があります。
肺の空気は無くさないと、なかなか沈めない。
だからウエイトの量が多くなります。
そのせいで、バランスが悪くなって、ジタバタしてしまう。
フィンキックの回数がやけに多い。
中性浮力はむずかしい、オレは下手なのか?になります。
でも簡単なんです。
つまり肺の空気を無くす。要するに、息を吐ききることが、上手になるポイントなのであります。
息を吐いても、沈めないんだよ!
っていう人は、吐ききって、しばらく新しい空気を吸わない。
少なくとも、吐ききってから2〜3秒は吸わないを徹底してみてはどうでしょうか。
それができるようになると、ウエイトは驚くほど軽くできます。
そしていつのまにか中性浮力も自然とできています。
水中でのバランスがとても良くなります。
ダイビングが上手であるといわれるダイバーは、落ち着いているダイバーです。
落ち着いているダイバーは上手に見えるものなのです。
そしてポイントはまさかの、
「息を吐ききる」
です。
ダイビングが上手になると、水中景観を落ち着いて楽しめますよ〜☆
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