ツレナイふたり

AM5:00。
少し明るくなってきた空は、どんより。どよどよ。悪い予感しかしない空だ。

またもや魚釣りに連れてゆかれた。

みんな釣りが好きなのだ。

今回は三重県の四日市の海。

船に乗せてもらい、少し沖の防波堤までいく。

『霞一文字(かすみいちもんじ)』
と呼ばれている防波堤だ。

二番目の写真の、真ん中中央から右に続いている防波堤。釣り人には大人気らしい。大物がよく釣れるのだそうだ。

◆◆◆◆◆◆

冒頭からすでにお伝えしておこう。

今回は釣れなかった。


釣れたけれど、ほんのちょっと。思っていた感じではなかった。

「これも釣りのひとつ」
と、ミスターさわやかとmioくんは言う。

これも釣りのひとつなのだそうだ。

◆◆◆

平日なのに、やっぱり釣り人は幾人もいる。年若い人もいれば、人生の先輩たる年配の方々もいらっしゃる。

ここは三重県四日市の、ほんの一部の一部。しかも天気はすぐれなくて、海も荒れている。

それでもここでも、釣り人がこれだけいるのだから、魚釣りの人気っぷりがうかがえる。今日もニッポンでは、どこかの海で誰がか釣りをしている。

キングオブ趣味だなぁ。

ちなみに、ボクは小さなカサゴを釣った。かわいかった。
持って帰る気はしなかった。海にかえす。お元気で。
そうか、海の中で見るカサゴが、オイラのルアーを食ったか。感慨深い。

ミスターさわやかも、いくつか釣っていた。

ここで釣りをしていた釣り人全員が釣れなかったわけじゃない。めっちゃ釣ってる釣り人がいた。

防波堤沿いに釣り糸をい垂らしているだけの釣り人。

めっちゃ釣ってた。めちゃでかいクロダイなど、ごろごろしてた。すげぇ。

こちとらルアーを投げれるだけ遠くに飛ばして、いかにもカッコよさげにしていたけれど、かたやこんなふうに地味にしながら、大物を釣り上げる。奥が深い。

この釣り人さんは親切な人で、
「防波堤についてるフジツボを食べに、魚が集まっているので、それを狙って…」
と、やさしく教えてくれた。

とにかく、今回はツレナイふたりなのであった。

船が迎えくる時間だ。
どんよりどよどよあやしい空は本気を出してきて、ここにきて雨が降ってきた。

終わった時でよかったよ。

◆◆◆◆◆◆

寒くなってきて、もう10月も半ばである。

まだ釣りにいくのかしらん。

今回で、今年は最後である、とは言っていたが。

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