書いていこう

「考えていることを書いたり発表したりすることは、いいことだ」
と、知人が言っていた。

ボクは、このどうしょうもない“くじら日記”と、“普通の日記”と、毎日ふたつ書いている。

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くじら日記は、ダイビングショップとしての日記で、誰もが読めるものなので、誰が読んでもいいように書いている。つまり心の声は書いていない。
“心の声”は、聞こえないほうがいいことの方が多いから。
何事も言い過ぎないことって大事なのだ。

だからといって、いっさいウソは書いていない。すべて本当のこと。
くじら日記はどれだけ力を抜いて書けるかを重要視している。
しょうもない内容ほど、良しとしている。

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一方、普通の日記は、日ごろ感じたことなどを正直に書いている。
感じたことというのは、突発的なことだ。

たとえば、今年はじめてセミの鳴き声を聞いたとする。
ちょっとうれしい楽しい、と感じる。「うれしい楽しいと感じたぞ、オレ」と、感じたことを、思う。今年はじめてのセミの鳴き声を聞いて、うれしい楽しいって感じたことを、思ってみる。

で、なんでうれしい楽しいと感じたのかを、ちょっと考えてみる。
そうか、夏がはじまるからだ。夏のフンイキやからか、となる。夏は暑くて苦手だ、なんていつもよく言っているくせに、実は夏が好きなんじゃないか、オレよ。気づかなかったぜ。
みたいな感じだ。

「感じたこと」は、何かがあったから、心が感じる。自ら感じているわけではなくて、出来事があって、しょうがなく感じている。
「思うこと」、「考えること」は、感じたことについて、自ら思って考える。

何を大事にしているのかというと、「感じたこと」が、本当の自分なんだぜ、ということ。
つまりセミの鳴き声でうれしく楽しくなってるのが、本当のオレなんだぜ、ということ。

ブルース・リーじゃないけど、感じることってすごい。感じていることって、知らなかった自分なのだ、と。

普通の日記には、ま、こういう「その日に感じたこと」を書きながら、考えたりしている。

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感じたことや考えたことを、書いてみるのは、なかなかオモシロイ。
そして続けてみるとオモシロイ。

“くじら日記”は、3400回を超えた。9年くらい。

たぶんしょうもない内容だからこそ書けている。これからも、しょうもない内容一択で、書いていこう。

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