プレゼントの箱を開ける時の気持ちと、海の中を見るために水面に近づく時の気持ちは、たぶん似てる。
あの時のドキドキ感。いや、わくわく感か。
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ボクらは箱の大きさや重さで、中身を想像することができる。そしてやっぱり水面からでも色合いやニゴり具合はある程度予想ができる。
箱を開けてしまったり、一度水中に入ってしまったら、あのわくわく感は、もう二度と味わうことはできない。
でも必ず開けるし、もぐる。
つまりボクらはあのわくわく感を、必ず通り抜けることになる☆
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前日までの大雨で、山からの土砂が海に大量に入った。見るからに、ニゴっている。いやニゴっているレベルじゃない。茶色い。みそラーメンみたい。
そんな海に入ることになったことがある。みそラーメンだぞ。
水面にに近づいていく。わくわくというか、なんというか。
茶色い…。
予想してたけれど、茶色くて、数十センチ先しか見えない。そんな海でもぐるのか?危険だね〜。でも、その時はもぐった。
みそラーメンの中、数十センチ先しか見えないが、潜降していく。水深50センチ、1メートル、1メートル50センチ…ゆっくりおりていく。
水深2メートルくらいで、視界がパッと広がった。さっきまで茶色かった海は、スコーンと真っ青になった。水深2メートルがその境界線だった。
境界線よりしたの海は、とてもキレイだった☆飛行機で雨雲を突き抜けて青空に出たみたいだった。
爽快☆
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プレゼントは開けてみなくちゃわからない。海の中も、もぐってみなけりゃわからない。
開ける前、もぐる前のあのわくわく感は、いつになってもいいモンやな〜と思うわけです☆
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