人は何かを眺めていたい

久しぶりに焚き火をしました。

完全に乾燥しきってない薪だったため、白い煙がちょいちょい出ていました。

プロが作る?良質な薪だったらそんな煙はでないんですが。なんせ雨の当たらないギリギリのところで、半年くらい置いといただけのシロウト薪だから、こういう具合だった、ということです。

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焚き火の時間はちょっと不思議。

炎を眺めているだけなのに、いい時間を過ごした気分になります。

いや、実際にいい時間を過ごしているんですが。

よくわからないTV番組を眺めているよりも、炎を眺めているほうがよっぽど過ごしがいがあるってもんです。

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ユーチューブで、焚き火を流し続けるっていうのもあるらしいです。

ちょっと前ならば、そんなん流行るわけない、って感じたと思う。
でも、今は、見る人いるやるな、って思います。

人は何かを眺めたいんだろうか?

人は、TVも、とりあえず流して眺めています。
熱帯魚のいる水槽だって、長い時間眺められます。
海を眺めたり。
流れる雲を眺めたり。
時計の秒針をずっと眺めてしまっている、なんてこともあったりします。ない?

どうやら止まっているものよりも少し動きがあるものが良さそうです。

そう考えたら、炎なんて、眺めるにはもってこいのものだったんですね。

パチパチ弾けながら、ゆらゆらゆれる炎。

人は何かを眺めていたい。

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北欧のどこかの国では、普通のTVチャンネルで焚き火を24時間流し続ける番組がある。と聞いたことがあります。

ユーチューブではなく、普通のTVだというのが、さすが北欧ですな、と思いました。

眠っているとき以外は、目が見えている以上、何かを見ています。

でも、眺めているのとはちょと違う。

人は何かを眺めていたいんだな〜。

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