ホバリングできる

「ホバリング」
とは、空中のその場所で停止すること。

飛行機はホバリングできないが、ヘリコプターはできる。

もちろん海の中の泳ぐ生物は、みなさんホバリングできる。(たぶん)

そ、そして、ダイバーも…
ホバリングできちゃう。

◆◆◆

ようするに、進み続けなければ飛べない飛行機は、空中のその場で停止できない。

進み続けなくても飛ぶことができるヘリコプターやドローン(!)は、ホバリングができる。

マンタはホバリングして、他の魚にクリーニング(カラダのおそうじ)されている。

人間(ダイバー)はホバリングして安全停止したり、水中から空を眺めたり、得意のポーズなんかをしている。

◆◆◆

ホバリングは、ダイビングの醍醐味☆

生物観察や、水中の景観もさることながら、ホバリングしていることが、何より楽しかったりする♪

そういう人も、けっこういる。

われわれは、先に進み続けなくてもよい。

それがホバリングだった☆

ダイビングをしたことのない人は、なんのことやらわからないかもしれないけれど、ホバリングは楽しみでもあり、必須のスキルでもある。

空を飛んでるあの感覚。
空など飛んだこともないくせに、ボクなどは自信満々に言ってる。

「オレたちは、空を飛べるんだ☆」

海にもぐることがそもそもスゴいことなのに、海にいながら、空を飛んでいる感覚になれるのだから、これは楽しい。

ホバリング。

そろそろ覚えたかな?

◆◆◆

さぁて。

水底の見えない、はてしない水深。
その海の水深20mくらいでホバリングしてみる。

それもいいし、いつものビーチでもいい。

ホバリングするには、水深1メートルもあればじゅうぶんできる。

海の生物は、みなさんホバリングできる。

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