地元の友人から電話があった。
けっこう久しぶりだ。
「聞きたいことあんねんけど」
なんやなんや?
◆◆◆
友人の息子は高校2年生で(え!もう!?)、しかもそれはボクが通っていた高校なのだ☆
「オマエ予備校いってた?
息子が大学にいきたいらしい!
どうしたらいい?予備校!」
という内容だった。
友人は高卒。
だから予備校なんて、まるで架空の街のような未知の世界。
何も知らない。

息子が行きたいと思う大学があるなら、それに合った予備校にいかせてあげたらいい。
息子の教育への投資は、親の最大で最良の義務である、と、ボクは友人に言った。
そんなことを結婚もしていないボクが言う。
なんだ、オレは。
◆◆◆
確かにボクも入試の前に、予備校にいった。
5流大学だが、一応入学して、卒業した。
友人は言う。
「説明を聞きに行った予備校は、60万円かかる」

60万か…
めっちゃするやん。
そんなもんか。
その昔、ボクにもそれくらいの授業料を、親は支払ってくれていたのだろうか。
支払ってくれていたのだろう。
まったく知らん。
予備校の授業料のことまで考えたこともなかった。
さらに友人は言う。
「今までそんなんも知らんかったん?
えらいドラ息子やのう」
確かに。
予備校にかかったお金もしらん。
なんならその後の、大学の入学金、4年分の授業料。
えらいドラ息子がいたもんだ。
◆◆◆
時の流れはオモシロい。
友人には大学への進学に悩んでいる息子がいるのだ。
それだけでもオモシロい。
息子よ、どうぞ希望としている大学へ入学できますように。
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