そうそう。
トイレが外にある、という話は、前にしたっけ。
室内ではなく、一旦外にでてからの、トイレ。
このあいだトイレに行くためガラガラと大きな窓を開けたら、ネコがいた。
かなりデカいネコだ。
☆☆☆
さっきから幼い子どものような、あるいはネコのような声がそいてるな、とは思ってたんだ。
ほう。
キミだったか。
まるまると大きくて、白と黒のしましま模様のネコだ。
じっとこっちを見ている。
これがジブリの物語だったら、ネコが歩き出し、そのネコについていく。
ネコは我々の視界から消えないギリギリのところを常に保って歩いている。
そしてネコの歩いてゆく方向には、とてもドラマティックな展開が待ち受けているのだ。
ジブリだったら、の話。
現実はどうか。
ネコは導くように歩き出すどころか、じ〜っとこちらを見て、何かのタイミングをはかっているかのようだ。
ブロック塀をつたって、ずいぶん離れたところまで行った。
圧倒的に、「非ドラマティック」であった。
ついでに、おしっこの匂いがした。
☆☆☆
ネコにおしっこをされては困るので、対策を考えている。
通る道にとうがらしを置いたら、ネコは近づかないらしい。
でも、それでネコが一切来てくれなくなったら、どうなんだろう。
きっとさみしい。
ネコは、いていい。
そのかわり、おしっこだけはしないでくれ。
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