新規のお客さまの動きは、どうなるのか。
今年2020年の新規のお客さまの動きは、どうだろう。
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新しくダイビングを始めようとする人々は、毎年一定数いる。
ゴールデンウイークあたりからエントリーは増え始めて、夏には海洋実習を迎えることになる。
だいたいこういう感じになる。
さて、今年2020年はどうだろう、を考える。
自粛によって、人々はゴールデンウイークに遊んでいないので、外で自然で遊びたい熱は、爆発すると思う。
ただし、簡単でシンプルな遊びに集中するような気がする。
たとえば、BBQとか、キャンプとか、ハイキングとか、川辺やビーチで遊ぶといった簡単でシンプルな遊びである。
大人数で集まるのではなく、個別のチームで遊べるもの。家族でキャンプ。近しい友達でBBQみたいな。
今までのアウトドアを、少人数で楽しむ。
「何か新しいこと」
というのは、少しハードルが高い気がする。
新しいことは、教えてもらう相手が必要なことが多い。特にダイビングのスクール場合、インストラクターについてもらうことになる。そうなると、感染してしまう、させてしまう、がある。
それは、やっぱり自分も気を使うし、相手にも気を使わせることになる。
だから新しい趣味として、ダイビングのライセンスコースを受講してみる、という新規のお客さまは、例年に比べると、少なくなるのは当然だ。
でも、ダイビングというのは、ちょっと特殊な遊びで、団体やチームよりも、一人で楽しもうとする人が多い。
一人でライセンススクールを受講する人のほうが多いのだ。
つまり、一概に新規のお客さまは減る、とは言えないな、とも思う。
ダイビングの基本は、自分の身は自分で守る、だから、個々のダイバーが責任感をもって、行動する。意識の高い人が、感染というリスクを考えながら、ダイビングをしている。
そう考えたら、自分がしっかりしていれば大丈夫だ、という新規のお客さまばかりだとしたら、特に数は減らないかもしれない。逆に今がチャンスと今年は新規のお客さまが増えるのかもしれない。
2011年、震災が起きた年は、新規のダイバーは減った。
でも、心配するほど減ってはいない。
2020年も、心配するほど減らないのかもしれない。
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