牛丼ほど、それぞれの食べ方にこだわりがある食べ物を、ボクは知らん。
女性の方は、よくわからない話かもしれん。ソロで牛丼屋さんへ行ける女性も、最近は多いんだろうか。
食べ方は何通りもある。
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ノーマルのまま、いっちゃう人もいるだろう。
“つゆだく”とか、注文の仕方もいくつかある。
たまごが必要な人もいる。ショウガははずせない、という人もいる。
七味はかけない人もいる。
その順序順番にこだわりがある人もいる。
大盛りも特盛もある。
なんならごはんと牛皿を別々に注文するツワモノもいる。
とにかく食べ方が、千差万別なのだ。
あなたはどうですか?
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食べ方は何通りもあって、しかも日によって違ったりもする。
順序が違ったり、今日は“つゆだく”がよかったり。
どうでもいいけれど、ボクの食べ方は、
普通の大盛り。3分の1食べたところでショウガを山ほど。半分なくなったところで七味。
以上。
数年前は特盛やったし、たまごも絶対やった。いいカッコして、“つゆだく”と言っている時期もあった。ツウはおしんこもいるでしょ、とも言っていた。アホか。
人は他人の食べ方にいちいち言いがかりをしない。自分の食べ方が最も良い、なんてことも言わないし思わない。もちろん押し付けたりもしない。
他人の食べ方を尊重さえする。なんなら次はアレでいってみよう、なんて決意したりもする。
ニッポン人にとって、平等に自由な、牛丼。
でも、これだけ食べ方にそれぞれの個性がでる食べ物って、他にあるんだろうか。
シンプルな、牛丼だぜ。
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それぞれに、食べ方がある。
もしニッポンに牛丼屋がなくなったら…。
いや、なくならんだろう。どんな世界になろうとも、牛丼屋はなくならない。
ニッポン男子にとって、牛丼はもはや宗教のようなものだから。
コロナになってからは行かなくなったな〜、牛丼屋。
それでも、食べ方は誰も忘れない。
そんなもんだ。
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