他を尊重さえする

牛丼ほど、それぞれの食べ方にこだわりがある食べ物を、ボクは知らん。

女性の方は、よくわからない話かもしれん。ソロで牛丼屋さんへ行ける女性も、最近は多いんだろうか。
食べ方は何通りもある。

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ノーマルのまま、いっちゃう人もいるだろう。
“つゆだく”とか、注文の仕方もいくつかある。
たまごが必要な人もいる。ショウガははずせない、という人もいる。
七味はかけない人もいる。
その順序順番にこだわりがある人もいる。
大盛りも特盛もある。
なんならごはんと牛皿を別々に注文するツワモノもいる。

とにかく食べ方が、千差万別なのだ。
あなたはどうですか?

◆◆◆◆◆◆

食べ方は何通りもあって、しかも日によって違ったりもする。
順序が違ったり、今日は“つゆだく”がよかったり。

どうでもいいけれど、ボクの食べ方は、
普通の大盛り。3分の1食べたところでショウガを山ほど。半分なくなったところで七味。
以上。

出典 吉野家牛丼 | 吉野家公式ホームページ

数年前は特盛やったし、たまごも絶対やった。いいカッコして、“つゆだく”と言っている時期もあった。ツウはおしんこもいるでしょ、とも言っていた。アホか。

人は他人の食べ方にいちいち言いがかりをしない。自分の食べ方が最も良い、なんてことも言わないし思わない。もちろん押し付けたりもしない。
他人の食べ方を尊重さえする。なんなら次はアレでいってみよう、なんて決意したりもする。

ニッポン人にとって、平等に自由な、牛丼。

でも、これだけ食べ方にそれぞれの個性がでる食べ物って、他にあるんだろうか。
シンプルな、牛丼だぜ。

◆◆◆◆◆◆

それぞれに、食べ方がある。

もしニッポンに牛丼屋がなくなったら…。
いや、なくならんだろう。どんな世界になろうとも、牛丼屋はなくならない。
ニッポン男子にとって、牛丼はもはや宗教のようなものだから。

コロナになってからは行かなくなったな〜、牛丼屋。
それでも、食べ方は誰も忘れない。

そんなもんだ。

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