歴史的潜水

この日の午後、

実に興味を惹かれる

お問い合わせがありました。

 

それは、

「二条城の堀(池)に

財布を落としてとても困っている。

どうにかもぐって拾ってくれないか?」

カタコトの日本語でした。

大事ナ物ガハイッテイル。

入ってるでしょう。

パスポートモハイッテイル。

そりゃ大変だ。

アナタDiveShopネ?

いかにも、そうです。

 

探してあげたい、

と真剣に思ったのですが

昼間はお客さまの来店予定が

あったので、

とりあえず

折り返し連絡することに。

だって、

二条城は世界遺産で、

昼間は観光客でごった返し。

そんな中、

ドライスーツをまとったダイバーが

もぐっていいものか、

二条城の事務所に

聞いてみなければ。

それからお客さまの用事を終え、

二条城に問い合わせたところ、

水深4Mあるようだ!

ムム…。

当然ニゴニゴで見えないだろう。

だいたいの落とした場所は聞いたから

なんとか探せるか?

まさか世界遺産の二条城の堀を

ダイブした人はなかなかいないだろう。

徳川家康も、したことないだろう。

大政奉還した慶喜も、

ぜったいないはずだ☆

な~んて考えながら、

事務所の人と電話をしていたら、

 

「財布の件ならもう大丈夫ですよ」

 

「ダイバーさんが来て、

拾ってくれました」

 

なんと、

1~2時間の間に

違うダイビングショップの方が来たという。

それだけ切羽詰まったっていたのだ。

でも、見つかって良かった。

折り返し電話したところ、

とても安心しておられました。

良かった良かった☆

 

もし、二条城の堀にもぐって

水面にあがったら、

そこは江戸時代だった…!

なんてことになると思ってたのに~

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