ログづけをちゃんとしなきゃな、と思った。
“ログづけ”とは、潜水記録。ダイビング日記。ダイビング後、もぐったチームで、あるいは一人でログをつける。
ダイバーにはおなじみの、日にち、海域、ポイント、潜水本数、水温、潮汐流、潜水時間、水深などなどを記録してゆく。見た生物、感想なども書いたりする。
基本的にそこには自由が広がる。
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ログづけ論争というのがあって(ほんとはそんなのない。僕が言ってるだけ)、楽しんで進んでログづけをするダイバー、めんどくさいから書かないダイバーにわかれる。もちろん僕はお客さまには楽しんで進んでログづけをしてほしいと思ってる。
でもそこは自由だ。書かない人がいてもそこは自由だ。なんで先輩ダイバーの言いなりにならなくちゃならんのだ?っていうダイバーだっていてもおかしくはない。なんなら僕もそのうちの一人だ。
せっかくダイビングして海にいてるんやから、部屋のすみっこで数人がどんよりした空気で何かを書き書きしてるの、ちょっとキモイんですけど、っていうダイバーもいるはずだ(僕はそこまで思ってないぞ)。
僕はログづけしてる時間があったら、海沿いを歩いたり海を眺めながら、たそがれたい。潜水記録よりも、たそがれる方が重要だ。
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で、初めに戻る。ログづけはちゃんとしなきゃな、と思った。
阿嘉島の旅で一緒だったキャプテンハラダが、
「ログをちゃんと書きたいから、わからんところを教えてくれ」
と言ってきたのだ。
なるほど、わかった。それはすばらしい。
僕はログづけしないが、ログづけするダイバーのことはすきなのだ。


ログをちゃんと書きたい気持ちは、次のダイビングを楽しもうとしてるあらわれだった。ログとはダイビングを楽しむためのひとつのツールだった。キャプテンハラダがそうあってくれて、じつにうれしかった。
だから、僕も書こうかしら、と思った。だって普通に日記は書いてるんやから。このブログだって書いてるんやから。なんでログづけだけしない?
ここにきて(ダイビング暦、インストラクター歴20数年で)ログづけちゃんとしてみよう、と思ったのだった。
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じつはダイバーがログをつける理由はたくさんある。次回の潜水のための貴重な資料になる。他人の記録よりも自分の記録が貴重。今までもぐってきたのも、これからもぐるのも自分。身長体重、体力、海の情報、暑がり寒がり、感動無感動、そこに書かれてるのはぜんぶ自分の情報。これほど次に活かせる情報ってない。だから、ログをつける。
ログ、ちゃんとつけなきゃなぁ。
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