人気のないヤツとは、流れる時間の感覚が違うのか

ミギマキと出会う。黒と黄色のシマシマ模様の魚。

黒と黄色のシマシマ模様の魚は他にもいるが、大きさや姿が違うので、そんなに間違うことはない。

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そんなミギマキと向かい合わせになる。水底に着いていたので、ボクも同じように水底に着底する。

海は静かである。その間5m。逃げる様子はない。

少し近づく。10㎝くらい。次は20㎝。
あとちょっとでも近づいたら、どっかへ逃げるかなぁ。

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ミギマキはマズイらしい。

お刺身でも焼きでも、それに煮付けでもおいしくないそうで、漁師さんや釣り人からは人気がない魚なのだ。

ダイバーからはどうだろう。
とりわけ人気でもなさそうだ。

「ミギマキが好き!」
っていうダイバーにも、今のところまだ会ったことはない。

ミギマキと真正面で対峙する
ミギマキの真上をキンメモドキが走る

真正面のミギマキは、少し近づいたら逃げてしまった。やっぱり。

同じヤツなのか、別のミギマキなのか、キンメモドキの群れがひた走る下で、じっとしてるミギマキがいた。
なかなかオモシロい光景だった。上と下で流れる時間が違ってた。

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そのあと、ミギマキと会うことはなかった。とくに寂しいとも思わなかった。このまま一生出会わなくても、特に寂しいと思わないかもしれない。

漁師さんや釣り人だけじゃなくて、ダイバーからも人気ないんかなぁ。

いや、世界は広い。ミギマキのことが好きな人も、きっといるはずだ☆

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