あ、うまくなりたい【潜降浮上編③】

潜降と浮上って、どちらが難しいんだろう。浮上の方が…って考えるけれど、どうかな、同じくらいかな。たぶん、イメージとしては浮上の方がややこしそうだ。

そう、ややこしい。減圧症なんかの潜水病も関わってくるから、安全な浮上を心がけなくちゃいけない。でもこのシリーズは、あ、うまくなりたいと、ふと思った時のためのものなので、ややこしい話は今のところ置いといて、浮上そのものがうまくなるための話を。

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さあ、浮上しようの合図があったら、上に向かってフィンキックをして、浮上をはじめる。
われわれは常に中性浮力の状態。

水深が上がると、水圧が低くなって自分の浮力がプラスになると、浮き気味になるから、BCの排気を少しする。中性浮力を保つ。これは潜降の逆バージョン。軽くフィンキックをして浮上する。BCの排気を少しする。これで水深6mまで浮上する。

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浮上のポイントはなんと言っても、浮上スピード。つまりBCの調整。(ここでは息を止めて浮上してはいけない、っていう話は一旦置いときます)

沈まない、ふわっと浮き上がらない、絶妙な浮上速度が求められる。

軽いフィンキックとBC調整
浮上中にも海にはドラマがあったりする

ダイブコンピュータを見る。海も見る。地形なんかで自分の水深や浮上スピードを確認する。上に向かってフィンキック。

浮上そのものは軽くフィンキックで。

浮力がついてきたな、と感じたらBCの排気。常に中性浮力だから、ずっとフィンキックするわけじゃなくて、浮上スピードに合わせて軽く。

軽いフィンキックとBCの調整。

「息を吐き続けてじっと待つ」のは潜降の時。浮上ではそんなのない。

浮上の姿勢は、上に向かってフィンキックをするから、直立っぽい泳ぐ姿勢、というかなんというか。

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この文章を読んで、浮上がうまくなるとは思えない。けど言葉で伝えるのはこんな感じだろうか。あとはもぐるしかない。経験しかない。

このような文章を100個読むよりも、1回もぐった方がうまくなる。だから海にいくんだよ。

あ、うまくなりたい〜☆

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