くじらの旅 よろしくありがと沖縄本島編⑤まだ1時間もたってない

さて、くじらを見にゆく朝は早い。am6:30に集合だ。

天気はいい。風もなさそう。天気予報でも最強の天気&海況を示している。ふふふ。

沖縄本島のダイビングではお世話になっているスーパーフィッシュダイビングの川畑さんがホテルでピックアップしてくださる。楽しみ楽しみ。

那覇の早朝は、まだ黒い服のお兄ちゃんがいて、その名残が残ってる。

ちなみにホエールスイムはボクがはじめてなので、段取りとか必要なものとかが、実はよくわかってない。よくわからないから、持ち物はこれでよかったのだろうか、と、ちょっと不安があったのだった。

(だからホエールスイム経験済みの風太くんに、あらかじめ持ち物リストを聞いたのだ。そしてこのあとフードベスト事件として、ボクにとって忘れられない思い出となる)

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まずここで、第一トラブル発生。
お客さまのおひとりが、“ウエットスーツを忘れる”という、オモシロすぎる忘れ物をしてしまう。あんなにデカくてかさばるウエットスーツでも忘れてしまうのだ。


ピックアップ後は、そのまま港へGOなので、ウエットスーツをレンタルするのは基本的には困難だ。
ま、でも今回のわれわれは、「もってる」ので、あまり不安にならなかったのだけれど、案の定、「大丈夫〜♪」という答えが川畑さんから返ってきた。ちゃんとレンタルできる。やっぱりね。もってるのだ。

ピックアップの車には、すでに4人くらいのお客さんがいた。みなさんクジラを見にゆく人たちだ。

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港に着いた。
大きなクルーザーには、たくさんのお客さんがいた。この日は客がいつもより多いそうだ。
ホエールウォッチングの最盛期は1〜2月である。じつはわれわれはシーズン終了の間際にきている。この日なぜこんなに客が多いのか、それは翌日で完全に終了するからだ。最後のクジラということなのだ。

人はもっといる。

ウエットスーツを腰まで着る。メッシュバックは船の甲板の荷物置きにしまう。一度片付けたメッシュバックは、もう帰りにしか開くことはできない。

そこでだ。フードベストをどうする?着るか、このままメッシュバックに入れっぱなしにしておくか。5秒くらい迷った。風太くんは、
「フードベスト、ぜぇ〜〜っったい、いらない」
と言っていたので、信じることにした。フードベストは、メッシュバックに入れて、船の倉庫にしまわれ、硬くフタされた。これでもうフードベストを見ることはなくなった。

まじで気持ちいい
最高かよ
メッシュバックは甲板のボードの下の下にある

船は動き出した。はじめてづくしなので、非常に新鮮だった。なにもわからない。そうか、ダイビングをはじめてくれたお客さまは、みなさんこのような気持ちなんだな、と思った。

すごく天気がいい。波はほとんどなし。なんて気持ちがいいのだ。先月(2月)の宮古島ツアーは、あんなに寒くて荒れた海だったのに。シンジラレナイ。

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まだ1時間もたってない。

船がガヤガヤしだした。これは、ひょっとして、クジラが見つかったのだろうか。

3月はクジラが見つからなくても文句など言えない。クジラは北の方角へ旅立ってる可能性のほうが高いのだ。

まさか、クジラが見つかったのだろうか。

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