くじらの旅 よろしくありがと沖縄本島編④黒い服とぽーたまの夜

“もってる”ともうひとつ、“自由”こそが今回の旅のキーワードだ。

自由。響きがフランス革命のようだ。自由と権利、人権を!何言ってんの、ただの沖縄のツアーだよ。

今回の【くじらの旅】では、自由を重んじた。

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いや、くじらあんツアーは基本的にめちゃ自由なんだけれど、さらに自由度を上げた。どういうことかというと、ごはんなどは自分で自由に勝手に楽しんでくださいまし。だ。
この自由は、那覇という都会だからできることだ。集落に食堂が一件しかないとか、どこでごはんを食べたらいいのかわからないような大自然な島や海外ではできないことなのだ。

那覇のホテルに到着したのが20時を過ぎていたので、遅くならないように、それぞれ時間を過ごしましょう、ということだ。あぁ、みんな自由。

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というわけで、夜ごはんを食べに街へ出た。

ここは沖縄最大の歓楽街。
飲食店、その中でも居酒屋だとかバーなんかがずら〜っと並ぶような街だ。

歓楽街なだけに、黒い服を着たお兄ちゃんに、「いかがですか?」って声をかけられる。よく声をかけられる。また声をかけられる。ちょっとまって。黒い服をきたお兄ちゃんだらけじゃないか。すごい。めっちゃいる。もう一回言うけど、すごいよ、めっちゃいる。

ボクは若い頃に大阪ミナミのダイビングショップにいたので、宗右衛門町の黒い服のお兄ちゃんを毎日10年間は見てきたから慣れているつもりだったけれど、それでもびびった。
一方で、まだこういう世界が生き残っていることにもちょっと嬉しい気持ちもあった。

国際通りまで歩いていこうと思ったけれど、ホテルから近い沖縄そば屋さんに入った。ぜんぜん歩いてない。

沖縄そば、ぽーたま、オリオンビール
立ち食いそば的な感じ?

店員さんが忙しそうで、外国人の女の子が注文できずにいたのを手伝ってあげた。いいことしたぜ。

テラス席?もあった。あとからどんどんお客さんが増えた。ここでもボクは、客をよぶ男なのだ。

立ち食いそばのお稲荷さんみたい
ででーん!

目の前にポークタマゴおにぎり¥350とあったのでもらった。
ごめん、とくにおいしいとは思わなかったけれど、黒い服のイカつめのお兄ちゃんが入ってきて、「ぽーたまちょーだい」と言ってテイクアウトしていった。

確かに「ぽーたま」と言った。へぇ〜と思った。

そして最終日に、沖縄におけるぽーたまの人気っぷりをボクは思い知らされることになるのだが、この時はもちろんそんなことはわからない。

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軽くごはんを食べるって、めっちゃ楽やん。お客さまはそれぞれどこで何を食べ楽しんでいるんだろう。

沖縄そばを食べ終えたボクは早々にホテルへ帰り、コンビニで買ったワンカップ大関と柿ピーを広げる。なんだ、いつもどおりの夜じゃないか。

ホテルの外では黒い服のお兄ちゃんの声がする。客引きをしているのだ。オレはもう寝る、那覇の夜は、君たちにまかせた。おやすみなさい。

さて、くじらを見にゆく朝は早い。am6:30に集合だ。

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