あの日のクジラ症候群

これ、前にも同じようなことを書いたかもしれない。
それでもいいんだ。“歳をとる”というのは、こういうことなんだと、ようやくわかってきた。

書き手も読み手もすでに忘れてるから、同じようなことでも書いたらよろし☆

それは、休日についてである。

◆◆◆◆◆◆

「休みの日、天気がよくてたとえば桜が咲いてるとか条件のいい日なんかに、自分が何もしてなくて時間だけ過ぎていって、もったいない気がして、ハラハラして何してんだオレは?って、時間の使い方に少し後悔したりする気持ちのことを、何と呼ぼう?」

ということである。

ずいぶん前から意識はしてるけれど、ネーミングはできてない。どうしよう?(はっきり言ってどうだっていい)

◆◆◆◆◆◆

この気持ちに対して、ボクは
「ええやないか、別に、後悔してるほうがその時間がもったいないから、何もしてなくても、自信もったらええやん、大丈夫、それで良かったんちゃうか」

って、毎回このように思い直す。

肉肉肉

あ。わかった。

『今日のブラジル症候群』

はどうだろう。
梅干しをかじっている時に、楽しそうに肉を食いまくってるブラジルのことを思う。何してんだ、オレは、という意味だ。

続きがあって、憂いたって、それは結局地球の裏側の出来事なんだぜ、っていう意味に続く。いいじゃないか、今食べてるのが梅干しでも、もづくでも。だって実際にそうしているわけだから。

いやぁ、どうもちゃうな。ちゃう。
これや!

『あの日のクジラ症候群』
だ。

2025/3/22 OKINAWA

もう少し手を伸ばせば、ザトウクジラに手が届きそうだった。さわってみたかったけれど、その時の自分は手を引っ込めた。

あ、これのほうがしっくりくる。こう呼ぼう。『あの日のクジラ症候群』

クジラにさわりたい気持ちはわかるけれど、さわらない方がよかったのだ、クジラのためにも。現在、クジラは何も気にせず泳いでる。こういうことだ。

時間の使い方なんて、どうだっていい。休日に何もしてなくたって、どうだっていい。あの日のクジラは今どこかの海だ。

◆◆◆◆◆◆

条件のいい休日に、何してるんだオレは、ってあせったら、
「あ、これは『あの日のクジラ症候群』だ」
と思うようにする。

いいじゃないの、そんな小さなことってことだ。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

どうぞ使ってみてください。

🌤  🌤  🌤  🌤  🌤  🌤  🌤  🌤  🌤  🌤  

ダイビングスクール開催中☆
無料説明会予約受付中。

で、ご予約、お問い合わせお待ちしていおります。
ダイビングのツアーぼちぼちやってます。
ダイビングスーツと器材の販売してます。

🐳  🐳  🐳  🐳  🐳  🐳  🐳  🐳  🐳  🐳

潜水工房 鯨庵 (kujira-an)
〒602-0098
京都市上京区竪社北半町209
075-204-3221

最新情報をチェックしよう!