よろしくありがと宮古島④宮古島の時を、前に進めてくれ

どの土地の居酒屋にも、非常に個性的なおばさまがいらっしゃるものだ。

それはここ宮古島も例外ではない。

いわゆる大阪のおばちゃんだったり、京都のいけずなおばさまだったり。
そのようなお店の人とのやりとりや印象で、その旅はどんどんオモシロく思い出に残ってゆく。

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タクシーで着いた居酒屋は、地元のお客さんでいっぱい。お店自体はそんなに大きくはないけれど、アットホームそうな沖縄料理が楽しめそうだ。

通していただいた席に座り、とりあえずの生ビールで乾杯をする。あぁ最高。

さて、メニューを考えようじゃないか。

FOODの注文を聞きにきたのは、髪の毛がむらさき色のおばさまだった。
くるくるのパーマでむらさき。ネイルは20㎝くらいありそうなピンク色をしていて、とても元気で人の良さそうなおばさまだった。
声がよく通るので、店中におばさまの声が響いていた。
そんな感じだった。

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「どうされますか⁉︎」
「すいません、まだ決めてる途中で…」
このやりとりを、最低でも2回はした。

もともと注文する予定はなかったけれど、むらさきのおばさまにオススメされた
『にんにく葉なまり節炒め780円』
は、ことわる理由もなく(勇気もなく)注文した。(おいしかった!)

突き出し(お通し)は、中身汁だった。なかみじるは、豚の内臓が入ったすまし汁ということだ。

旅の初日は寝不足なことが多い。それに今日はダイビングもあってわれわれはお疲れだった。そこで、夕方タクシーに乗り込む前から「今日は早く寝る」をテーマにしていた。

パッと飲んでササっと食べて、サクっと寝る。そのために、長居せずにすぐにホテルへ帰る。
まさにむらさきのおばさまのように、われわれはチャキチャキとテキパキとした動きだった。

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柱時計を修理するむらさきのおばさま。ちゃんと動いたようだ。よかった。

柱時計とおばさまは、宮古島の時をまた進めてくれたようだ。明けない夜はない。

明日は二日目〜。

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