アサグリではダイビングをできなかったわれわれだが、これを、“運がよかった”と、とらえるようにした。なぜならアサグリではない別のポイントで安全に楽しくもぐれることができたからだ。
「ちょっと無理してでも行ってみよう♪」は、海の世界では通用しないのだ。それは海の事故の歴史が教えてくれている。
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この日の朝(快晴だ!)、京都を出発して、「やっとアサグリでもぐれるのだ〜」と、車中ではアゲアゲであった。
しかし、福井県高浜の音海に向かいながら、じつはちょっと気になることがいくつかあった。これって何かの暗示なのだろうか。
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これは何かの暗示なのだろうか。
なぜそう感じたのか。
道路で鹿が横たわっていた。車にはねられたのだろう。たぶんももう生きてない。うわ、大変だ、かわいそうだ、こういう時は保健所に電話か、などなどお客さまとお話ししていたが、早朝だったため、そういうことは地元の方にお任せして、われわれは先を急ごう。
そして数十分して、次はたぶんタヌキらしき動物が道路の脇に倒れていた。もう生きてはないだろう。それから数十分。ふたたびタヌキらしき動物が倒れていた。
おいおいおい。朝からこんなに?全部で三体の死骸を見た。気持ちが暗くなるわ、とか思いながら、人間が運転する車とは、本当に迷惑なんやろうな、と。気の毒に動物たち。
「いや〜、われわれがあのような姿にならないように、気をつけましょうね〜」
と冗談っぽくは言っていたものの、なんかイヤな予感。急に海が荒れて、アサグリでダイビングできないんじゃ?と、そんなイメージが、ふとよぎる。
そして実際に海況不良によって、アサグリ行きは中止になって、別のポイントでダイビングをすることになったわけである。
これが暗示だったのか…。
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でもあれは暗示でもなんでもなかったと、お客さまとお話ししていてわかった。
われわれはアサグリでもぐれなかったことを、“運がいい”ということにした。
「朝、三体の動物の死骸と遭遇して、今になって思うのは、安全第一。安全あってこその楽しみです」
と、お客さまはおっしゃる。まさに、そのとーりである。神フレーズだ。
安全第一である。
アサグリに行かないことを判断していただいた船長さんはさすがである☆
われわれは、運のいいダイバーだった。
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