価値観は変われども、美しい文章は変わらない

8月になると戦争についての特集が増えるので、考えるようになる。

まず、こんなに暑いのに戦うなんて。大変だったのだ。
危険な暑さなので出歩くのを控えましょうなんて、たぶん誰も言わない。大変だったのだ。

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ニッポン国民の戦時中の手記、日記のようなものを検証していくドキュメンタリーを見ていた。

兵隊さんや、主婦や学生や工場作業員たちの日記は、当時の背景が目で見えるくらい繊細で、その時の気持ちも鮮やかに書かれていた(すごい)。

みなさん“お国のため”に尽力するのは共通していた。それは何があっても揺るがない強いものだったんだろうな。

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価値観なんて、すぐに変わる。それまで正しいと思っていたことが、そっくりひっくり返るのだ。

なにか大きな出来事が起こると、価値観が変わる。

津波やコロナを経験して、ニッポン人の価値観は変わった。ボクもとても変わった。

ドキュメンタリーで見た戦時中の日記は、とてもよかったな、と思った(注:当時の価値観ではなくて、文章の美しさに)。
あれだけ気持ちを正直に書くことって、ボクにはむずかしいことだ。

当時の普通は今の価値観の普通じゃない。40年前の普通は今では不適切なのだ(そういう連ドラあったんでしょ?)。

価値観は変わるのだ。そういうもんなんだな。いいふうに変わってると思いたい。

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戦時中は日記を書いている人が多かったのかな。

価値観は変われども、美しい文章は変わらない。

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