〈続〉2023年ダイバーは誕生しなかった

前回、ボクはこのようなことを書いた。

2023年のダイビング業界の新規エントリー数は、2002年以降、最低となったらしい。
簡単に言うと、東日大震災により津波の後よりも、コロナ禍直後よりも、ダイビングをはじめる人が少なかった、ということだ。

2023年はダイバーの誕生がもっとも少なかった。

なぜだなぜだ。

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海外旅行者はまだまだ少ない。これはわかる。ボクも海外行ってない。

聞くところによると、国内旅行者も少ないのだそうだ。そうなのか。ボクは国内の旅行は何度も行ってる。国内旅行も少ないのか。

ニッポンではインバウンドの海外旅行者が多くて、旅館もホテルもパンパン。ニッポン人は予約が取れないのかもしれない。

これは“ダイバー誕生しなかった説”を考えるきっかけになるかもしれない。

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コロナの影響で、都市型の大きなダイビングショップが閉店になったのも原因なのかもしれないぞ。それもひとつやふたつどころではなく、有力なショップがいくつもなくなっている。

窓口が少なくなるほど、ダイバーの誕生は少なくなるだろう。
でも、それだけが原因ではないような気もする。

ひとつ考えられるのは、スクールを受け入れないショップが増えているという点。新規のお客さんをお断りするケースがけっこう多いのだ。
え?なんで?って思われるかもしないけれど、夏のトップシーズンほど、既存のダイバーのツアーが忙しくて、スクールまで手が回らないのである。

それもあるし、手間のかかる新規のスクールをするよりも、既存のお客さんのツアーで回しているほうが、儲かるのである。単価と手間の問題。これがデカいかも。

ショップで断られて困っている、と言う話を実際に聞くことは多い。

さっきの国内旅行の話と似ているのかもしれないな。行きたくても行けない旅行。泊まるところがない問題。

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2023年、ひょっとしたら、ダイバーになりたい人は従来通りいたのかもしれない。

でも、閉店したショップが多かったのと、単価と手間の問題で、断るショップが増えた。つまりそれを受け入れる側が足りなかったのかな、と想像。

まだまだ考えよう〜。

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