海はマッチョ山のモッチョム屋久島㉞最後に。人気がないのが人気のひみつ。

チーム名は、こうである。
『U.Lモッチョムノスタルジー』
ツアー名といってもいいだろう。
ウルトラライトな荷物を持って旅に出る。目指すはモッチョム岳の山頂。屋久島の海にもぐり郷愁にひたる。

屋久島の旅は、とても長く続いた。
旅自体は3泊4日という短さだけど、このシリーズ連載は長く続いた。34回も続いた。まだ書ききれてないことがあるのはわかっているけれど、もうこれくらいで終わろうじゃないか。もうじゅうぶん。ね。

数年たって旅のこまかいことは忘れたとしても、これだけ書いておけば思い出せるやろ。全部読むにもなかなかのボリューム。

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旅の途中、みなさんと一緒に屋久島について、よ〜くお話をした。

「屋久島はいい人ばかりだった」
これは屋久島を語るに必要な要素である。本当にいい人ばかりだった、いいお話を聞くことができたし、いい対応もたくさんしていただいた。

いい人ばかり。
でもこれって、屋久島じゃなくても感じたことのある要素でもあった。沖縄でも関西でも北海道でも。アメリカでもインドの山奥であっても。たぶん、世界はいい人であふれている。

屋久島がいいな、と感じるのは、「いい人ばかりだった」以外の、また別のことのような気がしていた。
たとえば沖縄と屋久島なら、人気は沖縄だ。移住したいのも完全に沖縄だ。それでも屋久島に魅力を感じる人が多くいる。

じゃあ屋久島の魅力ってなんなのか、それについて、よ〜くお話したもんだ。

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海がいい、山がいい。世界自然遺産だいうことはわかってる。

聞いた話だけれど、屋久島の土地は驚くほど安いという。人口が少ない。移住者したい人も少ないのだ。これは沖縄とは勝負にならないのだ。沖縄は移住者はどんどん増えている。
屋久島って沖縄と違って、行くのもめんどくさくて大変だ。交通費もかかる。

行きにくくてめんどくさくい。だから人が集まらない。人が集まらないところでは、商売もできない。ビジネスも起こらない。コンビニすらない。
ビジネスチャンスがないところには、人は集まらない。ぐるぐる回ってる。

それでもなんで屋久島は魅力的なのか?
実際に、ツアー参加者のひとり、ガイド風太は屋久島5回目で、沖縄よりも多く来ている。
発展しない島、屋久島。
屋久島の魅力はよくわからない。それでも屋久島にはついつい来てしまっている。

人が集まらないからいい。屋久島にはThe・謙遜な人が多いけれど、それってこういうことか。競い合う必要がないから、自分をよく見せようとしなくていいんだ。

人気ないのが、屋久島の人気なんだ。

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屋久島は毎日がパーティーのようなリゾート地ではない。
そのかわり地味ではあるが、毎日縁側で飲むお茶のような味わいがある。知らんけど。

屋久島を旅しながらそんなことをみなさんで考えていたし、なんなら帰ってきた今も考えている。このような体験ができた、最高の屋久島の旅☆

「U.Lモッチョムノスタルジー」
ふざけたチーム名やけど、今ではこれ以外ないやろ、っていうくらいしっくりしてるね。

もっと屋久島にいきたくなったね。できることなら、年に数回いきたい。

また、いこう〜☆

THE・END

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