海はﾏｯﾁｮ山のﾓｯﾁｮﾑ屋久島⑧このﾎﾞﾘｭｰﾑと油物│潜水工房　鯨庵　kujira-an

チーム名は、こうである。
『U.Lモッチョムノスタルジー』
ツアー名といってもいいだろう。
ウルトラライトな荷物を持って旅に出る。目指すはモッチョム岳の山頂。屋久島の海にもぐり郷愁にひたる。

「潮騒いいっすよ」
と、風太くんが言った。

風太くんとは、屋久島が5回目のお客さまである。
そして”潮騒”さんとは、夜も営業している定食屋さんである。

よし、潮騒さんへゆこう☆
屋久島宮之浦にある。お宿から歩いて1分である。「近さ」は、何にも変え難いありがたい素質である。

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昼の定食もたべることができるし、居酒屋のようなメニューもある。

われわれは、夜中のような早朝から空港へ向かい、飛行機に乗り、それからバスに移り、フェリーで海を越え、マッチョな海でダイビングをしてきた。

腹が減っているのである！

体がタンパク質的なものを要求している。熱も必要だ！自分が炭水化物になりたいとさえ思っている！そしてなによりも、ビールを欲していた！

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なんかめっちゃ頼んだね〜。

ひとり定食と、なんか単品もたくさん。

店員さんに、メニューについて質問したら、来島の時に感じたアレをまた感じた。
「これもいいですけど、私はあんまり〜かな？。こっちのほうがまだ…」
っていう、The・謙遜である。

The・謙遜、私は好き。

腹が減ってたら、やたらと油物を注文してしまう。しょうがあるまい。エネルギーが必要なのだから。この屋久島の旅は、マッチョな海、モッチョムな山である。

とにかくタフな旅なのだから、エネルギーが必要なのだ☆

私はこちらの天ぷら定食。ほかにも油で揚げたものがたくさん。おいしく食べた。が、量が多い多い。

この時の油物がのちのち大変なことになることを、この時の私はまだ知らない。え？この調子、関空の朝食の時にも書いたぞ。そうだそうだ、早朝の関空でカツカレーを食べたんだ。そして、夜のこれらの油物である。そう、あとで大変なことになるのだが、それはもうちょっと先の話だ。

プハ〜って感じで、いい☆

よく飲みましたよね〜。飲みっぷりが、気持ちがよい。

なんかちょっと腹たつ顔やな…。いやいや、そんなこと言ったらあかん。

尾張名古屋風に言ったら、えびフリャアー。えびフリャアーがこんなに似合う男も、そうはいまい。

”潮騒”さんを教えていただき、アリガトウゴザイマス☆

そして、”潮騒”での会話は、ほとんど筋肉の話である。ボクはぽか〜ん、である。筋肉の名前。誰の筋肉がかっこイイ。知らんがな。ぽか〜ん。

楽しそうでいい。鍛えましょう。

トビウオの唐揚げと、トビウオのすり身、つけ揚げである。

つけ揚げについては、朝、レンタカー屋さんのおじいさまが、教えてくれた。The・謙遜ながらもつけ揚げはおいしいですけど…、と教えてくれた。これは食べとかないと。

どれもこれも、美味しかった。

ただご覧の通り、油物が多かった。それだけ腹が減っていたのであ〜る。

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お味もボリュームも大満足で帰る。

明日は朝も早い。けど、この日の朝ほど早くはない。なんせ、みなさん3時には起きてたからね。それにくらべたら、明日の朝なんて余裕余裕。

さて、明日の海もマッチョそうだ。

風は強く波は高い予報。天気はそこまで悪くはなさそうだが。どうなるんだろう。

いまいるこのお店からお宿まで徒歩1分とは、まことにありがたい。「近さ」には何にも変え難いありがたさがあるよね？

歩いて帰って、寝る〜！

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