「豊かな時間」に触れている映画を観た。
それから同じような内容の本も読んだ。
続けざまに3作品観たり読んだりした。
それは、はたしてボクにとって
「豊かな時間」
だったのかは、さておき。
古今東西の人たちが昔から現代に至るまで、時間の使い方について考え続けてきているんだな、と思った。
その3作品とも、「効率的」だとか「経済的」なことは「豊かな時間」とは真逆の性質である、といっていた。
たとえば、インスタントのカレーは、とても効率的で経済的である。
スパイスから使って作るカレーは、非効率で不経済である。
効率よくして、余った時間で勉強したり、働いたりしたほうが、時間の有効利用ではないか。
でもこれは、「豊かな時間」ではないらしい。
時間をかけてスパイスからカレーをつくる。
イチからやるから、時間がかかる。
でも、つくる工程から楽しむ。それが「豊かな時間」である、ということだ。
たぶん。
書店に並んでいるビジネス書なんかは、もちろん効率的、経済的なことを優先する、と書かれているに違いない…
なんでこのような話をしているのかというと、ダイビングをするというのは「豊かな時間」をちゃんと過ごせているのか、とふと感じたからである。
スクールに通ってCカードをとる。
ファンダイブにいく。
リゾートツアーにもいく。
近場で日帰りでダイビングをしても、1日かかる。
一方、水族館や、写真集や海の動画集でもことたりる。
かなり効率的で経済的である。
そしてこれはこれで、豊かな時間を過ごしていると思われる。
とは言うものの、沖縄や海外の海に触れるのは、かなり豊かな時間である。
と、ボクは思う。
だからダイビングは、非効率で不経済だけれど、完全に「豊かな時間」である。
と思っているからこそ、ボクはダイビングショップをやっているハズである☆
一回切りの体験ダイビングも、効率的で経済的なのかもしれない。
でも、その体験から本格的にダイビングを始めるとしたら、おおいに意味があることだな〜。
ダイビングは、出かけるところから、始まっている☆
街から海へ。
非効率で不経済だけれど、実に、豊かな時間♪
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