「音」
は、不思議だ。
その音を聞いただけで、まるで見てきたかのようなイメージが湧き上がる。
「いい音」は映像としても映し出してくれる。

台所のまな板トントン。→あぁ。なんか食べたい。
寄せては返す波の音。→海を眺めたい。
車で混み合った幹線道路。→ここはバンコクか?
風鈴、セミの声。→夏が懐かしい。

とりわけダイバーであるわれわれに馴染みのある、
「水中での呼吸音」
は、日頃、そんなに耳にすることはない。
だから、海の中のイメージが湧き上がることは、あまりない。
動画を再生して、その呼吸音が聞こえたら、あぁ、海の中だって思えるけれど、もうすでに映像として見ちゃってるから、もはやそれは「音」だけの力ではない。
波の音も好きだけれど、呼吸音て、いいな〜。
台所のまな板トントンと同じくらい、音として上質なんじゃないかな〜。

呼吸音については、何回か同じようなことを書いている気がするけれど、やっぱりそれくらい注目されてもいいのでは、とボクは思っているんでしょう。
よくお店のBGMで、鳥のさえずりがあったりする。
その代わりに呼吸音を流したとしたら、ダイバーじゃない人にとってはやっぱり意味のわからない音になるんだろうな。
なんにもイメージできないだろうな。
それだけ一般的に馴染みがない、ということだ。
じゃあこれは、ダイバーだけの秘密にしておこう♪
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