すばらしきかな、スリン島⑦

タイにしばらく滞在していると

人や車多さと騒音に

やられてしまう人は多いのでは

ないでしょうか。

あとは蒸し暑さとなんとも言えない

屋台のにおい。

これを全部ひっくるめてタイであって、

このカオスな状態を

まるごと楽しめる人が

タイのリピーターとなるわけですね。

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アジア的カオス状態に疲れたのか、

当時(2011年)のボクは、

海へ向かいました(海ー☆)

カフェの変なおじさんに聞いた、

「スリン島」へ。

名だたるリゾート地

(プーケット、ピピ島、

シミラン諸島)の影で

ひっそりと浮かんでいる島です。

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バンコクからバスにゆられ、

スリン島への船が出ているという

ウワサの港町に着く。

まずは船の発着場所を調べる。

が、そんなもの、ない、という。

そんなはずないでしょ、

この街から船は出てる、って

聞いたんですから!

誰に聞いてもタイ人たちは、

薄ら笑いで顔を横に振るばかり。

困ったと思っていると、

こういう時はだいたい、

タイミング良く雨が降ります。

タイらしく、スコールです。

人は雨が降るだけで、

どうしてこんなに不安になる?

しょうがないので、

今夜泊まるところを探す。

ずぶ濡れになって、

ようやくゲストハウスにつく。

そこのお母さんみたいな人に、

スリン島への港を質問する。

「それは、ここじゃない」

と教えてもらう。

タイ語はとても発音が難しく、

バスチケットを

間違えて買ってしまったらしい。

宿のお母さんは、

「大丈夫、大丈夫、

その港町も、

バスですぐ行けるから、

元気をだして!」

(そう言っている気がした)

特に落ち込んでいるわけではなくて、

港がなかった理由がわかって

逆にうれしかったんですけれど、

かわいそうに見えたのと、

日本人がめずらしいらしく、

「サービスで安くしてやる!」

と宿のお母さんは言う。

とてもありがたかったんですけれど、

どういうわけか、

この旅で、一番高い宿代でした…

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次の日、

お母さんと、その友達が、

変なバイクの後ろに載せてくれて、

街を案内してくれました。

その二人にカメラを向けたら、

とてもうれしそうにしてくれて、

ポージング。

「日本に帰ったらその写真、くれ!」

とのことだったのですが、

その写真のデータ、

壊れて見れなくなりました、

すみませぬ…

つまり、この街の写真もないのです☆

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いろんなことがあって、

ようやくたどり着いたスリン島。

スリン島がどんな島なのかは、

時間のある人は

以前のブログを見てください♪

 

あのお母さんの、

間違えた街と、

今いる街の名前を

繰り返し発音してくれる姿は

今でも覚えています。

残念ながら肝心の街の名前は

忘れてしまった…

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