さばノルウェー問題。ノルウェーか福井か。

ダイビングの帰り道。

海近くのコンビニの駐車場に、
「浜焼き ようちゃん」
は、あった。

キッチンカーで海鮮の焼いたものを販売していた。

サバをはじめ、たくさんのグリルした後の魚介類がたくさん置いてある☆

◆◆◆

なんやなんやということで、ちょっと見に行くことになる。

とてもいい匂いはしていたのだけれど、そこまで腹減り状態ではなかったので、ボクは見て楽しもうとだけしていた。

それと、販売員のおじさんと少し話をしようではないか☆

この場で魚を焼いてくれてたらな〜って思ったけれど、そんな贅沢は言うことなかれ。

しかも、買ってから言え。

◆◆◆

鯖街道(さばかいどう)とは、福井と京都を結ぶ有名な輸送ルートである。

歴史は古く、奈良時代やら飛鳥時代からつかわれていたようである。
知らんけど。
諸説ありますやけど。

歴史をさかのぼって、昔から福井のサバを、京の都に運んでいたほど、福井のサバは流通していて、おいしかった、ということである。

たぶんこのおじさんが、ようちゃんだ。

「越前名産丸焼きサバ」
と看板に書いている。

やっぱりサバなのだ☆

でも、よく見てみると、ノルウェー産のサバと書いてある。

ん?

福井はサバが有名ではないのか。
福井のサバ寿司もおいしいじゃないか。

とりあえず、ようちゃんに聞いてみることにした。

答えは、こうだ☆

「今は、ノルウェー産のサバが一番うまい。
くらべたらわかる。」

ということだった。
自信満々だった。
「全然っ違う」とも言っていた。
自信を持って、福井のサバよりも、ノルウェーのサバだぜ☆と。
そんなことも知らんのかい?というニュアンスさえあった。

なんかおかしいなと思うのは、京の都からやってきたわれわれのほうなんだろう。

現代は、さば街道のサバよりも、輸入のサバなのだ。

けっきょく、買う♪

ちなみにコンビニに並んでいたさば寿司のサバも、ノルウェー産だった。

ノルウェー!

っていうか、福井のサバ!

◆◆◆

別の日に通りがかったときも、ようちゃんはいた。

たぶんサバ以外は、福井産なのだろう。
そうであってくれ。
なんせ目の前は海なんだから。

同じ福井でも、高浜音海がサバ街道の出発地だ。

ここは、南越前で、ちょっと場所が違う。

今度は高浜音海でも、さばノルウェー問題を調べてみよう。

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