クリーニング屋に行く。カウンターには二人の女性。
家でガンガン洗濯できるような服しか持っていないので、ボクはクリーニング屋初心者です。
ボクより前に並んでいる客は、大量の洗濯物のやり取りをしている。
シャツ一枚~円、会員様~円、
ほ~、これがクリーニング屋さんか。
ドラマ『ひとつ屋根の下』では、江口洋介は、
「小さなクリーニング屋を営んでおります」
と言っていた。
そのような、つつましやかという言葉がよく似あうのがクリーニング屋さんだと思っていました。
ボクの番がきた。
洗濯物をだす。
女性スタッフは、いかにも気が強そうだ。ちょっと苦手なタイプなのだ。
会員証をつくらないか、と言われる。
ボクはいかなるものにも、極力会員というものには、なるべくならぬようにしているので、お断りする。
「お名前とお電話番号よろしいですか?」会員にはならないと言っているではないか。いかにも気が強そうな女性スタッフは再度言う。 「お名前とお電話番号よろしいですか?」 「会員にならないと、クリーニングできないんですか?」とボクは聞いてみる。少しくらい安くなろうが、そんなのは関係ない。会員にはならないと、そう決めているのだ。
「受け取りの際に必要なので、お名前とお電話番号お願いします‼」
女性スタッフは少しキレ気味である。
考えたらわかることだ。クリーニングができあがったら、スタッフからボクに連絡がくるようになってるのだ。だからお名前とお電話番号が必要なのだ。そんなことも知らないで、会員になりたくない一心で挑戦的な態度をとっていたのが恥ずかしくなってくる。
申し訳ございません。2日後、とりにいきます。
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