「東京物語」を見ました。
世界でも、「七人の侍」と同じく有名な映画です。
くじらあんの前の京都文化博物館で、上映していました。
「映画に見るきもの文化」をテーマに10作品ほどあります。
その中のひとつがこの「東京物語」です。
60年以上前の白黒映画です。
ちなみに世界の映画監督が選ぶ映画NO,1です。
これは、今年の映画NO,1ではなくて、映画史上、世界のNO,1映画ということです。
まずは予告編をご覧ください。
と、いうのもおかしなはなしですが、ご覧ください。
「東京物語」のうんちくは、ググるとすぐに読むことができます。
だから詳しい事はそちらでご覧あれ。
ただひとつあげるとすれば、人はみな、人それぞれの世界があるのですね。
この人は、この件にたいして、こう考えている、とかこう感じているだろう、というのは、全てこちらの世界から見た、「この人」の考えや感じ方です。
「この人」が、ボクの前で何を言っていようが、その言っていることと、「この人」が感じていることが合致しているとは限りません。
つまり、ボクの前でカレーがウマいと言いながら食べていても、実際は、おいしくないと思っているかもしれないし、ひょっとしたらカレーのことがキライなのかもしれない。
いや、ちがうんだよな~、
ぜんぜんちがう。
こんなことが言いたかったわけじゃないのです。
原節子さんが、良すぎる。
この時代の男子どもは、モンモンとしていたはず。
しゃべり方も、聴いていてモンモンとします。
しぐさも笑顔もモンモンとします。
あと、ふとした瞬間の、クールな目。あやしげな目。
モンモンしますね。
良い映画は、今も昔も良い映画です。
京都文化博物館の映画、おすすめですよ。
ほぼ白黒映画です。
予告編やCMはありません。
とてもシンプルです。
どこにでもある「家族」や「親子」の映画でした。